沼津の介護施設長、入所者のキャッシュカードから現金3518万引き出す。
なんともなさけなく、、又多くの福祉介護に従事している方にとって許しがたい犯罪の初公判がありました。
沼津の介護施設元施設長窃盗:起訴内容認めました。
●勤務先の介護施設に入所している70代の女性の口座から多額の現金を引き出したとして窃盗罪に問われた甲府市善光寺3、会社役員、被告(49)に対する初公判は29日、静岡地裁沼津支部(森田淳裁判官)であった。
被告は起訴内容について「間違いありません」と認めた。
起訴状などによると、被告は沼津市内の介護施設の施設長だった09年11月から10年12月にかけ、入所者の女性のキャッシュカードを勝手に使い、計3518万円を引き出したとしている。
検察側は29日の冒頭陳述で、このほか09年5月ごろにも、この女性のカードを勝手に使い700万円を引き出したと説明。さらに、
この介護施設に就職する前に働いていた御殿場市内の老人ホームの入所者からも同じ手口で100万円を盗んだと指摘した。
(毎日新聞 3月30日(水)10時37分配信より引用)
高額な資産家の入居者のキャッシュカードから引き出す。
これは施設長という立場を悪用しての許しがたい犯罪です。
入居者の財布やクレジットカード・キャッシュカード、印鑑などの貴重品の管理は施設にとって問題だと想います。
預かると問題があるし、各自に任せると窃盗など犯罪が発生しやすい環境となる。認知症などの問題もある・・・・。
その負担を軽減する提案として「セキュリティボックス」があります。入居者の個人貴重品をカードキーで管理する、というもの。
今回のような施設長の犯罪となると、マスターキーの管理をどうするか、ということになりますが、このセキュリティボックスを使用することでセキュリティ度は確実に高くなります。
又、万が一カードキーを紛失された場合にも、錠前交換など不要で対応できます。
投稿者:防犯設備士(2011年03月31日10:09:09) |記事URL