セキュリティ強化によるデメリット
今の時代、何をするのもセキュリティに気を付けなければなりません。セキュリティの語源は、「セクーラ」というラテン語から来ています。「セ」は不要、取り除く、「クーラ」は心配という意味があります。心配が不要、心配を取り除く、という事で安全な状態をいいます。(諸説あります)物理的なセキュリティもあればインターネットセキュリティも最近は気を付けなければなりません。アメリカのGAFAなどはセキュリティの先端を行っていると思います。
G社はメールシステムも持っており、セキュリティ性にかけてはかなり先行している印象を持っています。セキュリティ性のそんなに高くないメールサーバーを利用したものに関しては協力にブロックしてしまいます。
A社のスマートフォンやタブレットに関しては年々セキュリティを強化しており、暗証番号を3回間違えると操作も何もできなくなってしまって困った方も少なくありません。そんな時に、技術が進歩すればするほど、手間がかかるという印象がぬぐいされません。
そもそもセキュリティというのは手間のかかることだと理解していれば問題はないのですが、人間は楽な方へ流れていくものなので、少しでも不便に感じるとストレスになります。A社のスマートフォンを使う際にIDとパスワードが必要になります。また最近ではそれだけではセキュリティが不十分なので、2ファクター認証という手法でセキュリティを強化しています。パスワードを入力すると信頼されている電話番号に別のパスワードを送って、そのパスワードをスマートフォンに入力しなければなりません。そうこうしている間に入力を間違ってしまうとロックされ、全く操作が出来なくなります。解除するためにはサポートセンターへ電話をかけ、時間をかけて解除してもらわなければなりません。
セキュリティのためにすごく手間をかけています。世の中全部がこんな不便になるのはセキュリティを強化するおかげです。それでも悪いことをしようとする人は後を絶ちません。
操作を簡単にするとつい先日のようなDカードのような特殊詐欺の被害に遭ってしまいます。
便利なのか不便なのか・・・
世界中の人が善意にあふれていればセキュリティは必要ないのですが。
投稿者:スタッフ(2020年10月23日16:31:31)